安芸ノ州の長男・今田が白星発進 「こっちは横綱の弟子だと」 横綱・常ノ花のやしゃご・山野辺を下す

[ 2025年5月12日 10:39 ]

大相撲夏場所2日目 ( 2025年5月12日    東京・両国国技館 )

<大相撲夏場所・2日目>山野辺(左)を突き出しで下す今田(撮影・藤山 由理)
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 今場所から番付にしこ名が載った元幕内・安芸ノ州の長男で西序ノ口12枚目の今田(24=音羽山部屋)が、第31代横綱・常ノ花のやしゃごで東序ノ口13枚目の山野辺(15=出羽海部屋)を突き出しで下し、白星発進した。

 「戦う前の所作を、しっかりやらないとという緊張感の方が大きかった」。立ち合いから強烈な突き、押しで圧倒し、「ちょっとずつちょっとずつだけど、師匠から教わったことを少しずつ吸収している。父からも突き、押しのアドバイスをもらっている。回転の仕方とか、そういうところ」と師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)や元幕内・安芸ノ州から学んだ技術を生かした。

 相手は第31代横綱・常ノ花のやしゃごの山野辺。特に意識はしていなかったというが、「そういうことは言われたけど、こっちは横綱の弟子だと。割り切ったというか、横綱の弟子でもあるし、霧島関も元大関だから、心強いと。この2人から、色んなことを学んでいる日々を思い返して戦いに挑んだ」と堂々と話した。

 今田は東京・安田学園高卒業後に文武両道を目指し、語学学校を経て米国のネバダ州立大に進学した。宇宙ロケット製造の夢を持ち、宇宙工学を専攻。柔道でも全米オープン100キロ級で優勝するなど活躍し、柔道の米国代表入りを打診されたこともある。
 土俵に上がると拍手や歓声などで会場が沸いた。好スタートを切り、「序ノ口では優勝したい。なかなか序ノ口でやるというのは経験できないので、今場所がラストであってほしいと思っている」と力を込めた。

 ◇今田 光星(いまだ・こうせい)2000年(平12)9月11日生まれ、東京都江東区出身の24歳。小学生時代にわんぱく相撲東京都大会に出場した経験がある。小学5年時の全国少年柔道大会ではパリ五輪90キロ級銀メダルの村尾三四郎に準決勝で敗れて3位。東京・安田学園中3年時に全国中学校体育大会の柔道で団体日本一。参考にしている力士は玉鷲。「光星」の名付け親は寺尾。1メートル73、120キロ。

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