ガールズゴルフの日本予選が初実施 高校生の佐藤涼音と田中光が7月の米国本大会の出場権獲得

[ 2025年4月2日 20:05 ]

霞ヶ関キャピタル・ガールズゴルフナショナルチャンピオンシップ日本予選のトーナメント部門で優勝した佐藤涼音(左から3人目)とチャレンジ部門で優勝した田中光(左から4人目)
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 霞ヶ関キャピタル・ガールズゴルフナショナルチャンピオンシップ日本予選が1日、滋賀・ローズゴルフクラブ(パー72)で行われた。競技志向の11~18歳を対象にしたトーナメント部門と、ビギナーを対象にした11~18歳のチャレンジ部門に分かれて争われた。トーナメント部門は40人が参加し、佐藤涼音(15=ルネサス大阪高1年)が8バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの70で回り優勝した。チャレンジ部門は20人が参加し、田中光(16=同志社香里高2年)がグロス73、ハンディ4・8のネット68・2で優勝。それぞれ、全米女子オープン開催コース(22年)のパインニードルズ・ロッジ&ゴルフクラブで開催される本大会(米国ノースカロライナ州、7月7~10日)の出場権を得た。

 佐藤は出入りの激しいゴルフだった。前半は「(コースの)アップダウンが多くて苦戦した」と3バーディー、2ボギーの1アンダーで折り返す。後半の10、11番で連続バーディーを決め流れに乗るかと思われたが、13番でボギー。14番でOBのダブルボギーを叩く。さらに15番でボギーと急降下。それでも16番から3連続バーディーを決めバウンスバックした。スコアは70で岡嵜マイヤと並んだが、カウントバックで制した。

 「最後に3ホールでバーディーを取れて、良い感じで(終えることができました)」

 チャンレンジ部門で優勝した田中は「今日は挑戦することに意識を向けて、ボールがフェアウエーの良いところにあったらバーディーチャンスにつけるために果敢に攻めていきました。優勝することができて良かったです」と喜んだ。

 ガールズゴルフはUSLPGAとUSGAが共同で実施しているジュニア育成プログラム。技術の習得だけではなく、ライフスキルの向上もプログラムの重要な目的に掲げており、1989年からスタートして、これまでに延べ130万人の参加者が指導を受けている。

 その中には現役の米ツアープロも数多く含まれ、USLPGAは毎年、5人の米ツアー選手をサポ―ターに任命。今年はホンダLPGAで優勝したエンゼル・インやギャビー・ロペスらがその役を務めている。
 日本ではUSLPGAのインストラクターの資格を持つヨッシー小山氏らが7、8年前から活動を開始。参加者は延べ1300人を超えるという。

 昨年、米国でプログラムの充実を図るためにトーナメントが初開催された。今回は日本選手にも招待枠が設けられたため、第1回日本予選が実施された。

 ガールズゴルフが目指すジュニア育成の柱の一つはライフスキルの向上。そのため大会のカテゴリー分けにも特徴がある。トーナメント部門はスコアのみで順位を決定するが、チャレンジ部門はスコアに加え、参加者が提出した作文も評価の対象となる。作文を通じて、自己表現のスキルアップを目指そうというのがその狙いだ。

 佐藤は「海外に行くのは良い経験になります。海外選手のプレーを見て学び、自分のゴルフもアピールできたら」と意気込みを語った。

 また田中は「今日はパットが特に良かったのでそれを米国に行っても生かして、良い順位にいけるように頑張りたい」と抱負を語った。
  

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