十両・木竜皇「感無量」“柏の先輩”豊昇龍の優勝パレードで旗手務め感慨 受け継がれる気迫と勝負強さ

[ 2025年1月26日 21:34 ]

支度部屋で木竜皇(後方左)、明生(同右)と記念写真に納まる豊昇龍(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 大相撲初場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽を迎え、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が平幕・金峰山(27=木瀬部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)との優勝決定巴戦を制して一昨年の名古屋場所以来9場所ぶり2度目、大関昇進後は初の優勝を飾った。審判部は八角理事長(元横綱・北勝海)に臨時理事会の招集を要請、横綱昇進が確実となった。

 優勝パレードの旗手は、同じ立浪部屋の西十両12枚目・木竜皇が初めて務めた。一昨年名古屋場所の初優勝時は同部屋の幕内・明生が務めていた大役。木竜皇は当時幕下だったが、関取として迎えた今回は指名が回ってきた。「横綱が誕生する歴史的な瞬間に立ち会えて感無量。うれしいです。僕も(幕内で)優勝できる立場になれるように頑張りたい」。と感慨深げに話した。

 木竜皇と豊昇龍の出会いは10年前。木竜皇が千葉・柏二中1年で豊昇龍が柏日体高1年の時、同じ土俵で稽古して同じ寮で生活していた。豊昇龍は冗談交じりに「生意気なガキだった。こいつのポケットwi―fiずっと使ってた」と当時を懐かしむ。木竜皇は青森・三本木農業高を経て2021年夏場所で立浪部屋に入門し、再び“先輩後輩”の関係となった。

 木竜皇は今場所12日目の取組で右手親指を開放脱臼。このまま休場すれば幕下転落を余儀なくされるところだったが、翌日からはテーピングを頑丈に巻いて強行出場した。気迫の相撲で14日目、千秋楽と白星をつかみ取って7勝8敗とし、関取残留を確実とした。「いろいろ背中を見て勉強させてもらっている」。綱獲りチャンスをつかんだ豊昇龍の気迫や勝負強さは、“柏の後輩”にも受け継がれているようだ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2025年1月26日のニュース