【第100回早明戦】早大・佐藤主将「明治のファンは凄いな」試合は勝利も校歌斉唱“完敗”に苦笑い

[ 2024年12月1日 22:04 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   早大27―24明大 ( 2024年12月1日    東京・国立競技場 )

<早大・明大>全勝優勝に笑顔で握手をする早大・佐藤主将(左)と大田尾監督(撮影・篠原岳夫)
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 1923年の初対戦から節目の100回目を迎えた伝統の定期戦「早明戦」は、早大が27―24で明大を破り、6季ぶり24度目の優勝を果たした。早大の全勝(7勝)優勝は、元日本代表の五郎丸歩らを擁した07年度以来、17季ぶり。フッカー佐藤健次主将(4年)は自ら2トライを奪い、優勝が決まると歓喜の涙。プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれ、「国立の舞台で優勝を決められて凄くうれしい」と喜びをかみ締めた。

 早明戦には4年連続先発出場の快挙。しかし1年でFW第3列が定位置だった21年度に17―7で勝利後は、2季連続で敗れていた。最終学年、そして先人たちがつないできた歴史の100回目となる対戦を主将として迎えた宿命。一世一代の勝負では2トライの他にも、慣れない左足でのショートパントでFB矢崎由高(2年)の決勝トライにつなげ、「蹴った自分もビックリするくらい、うまくいったので良かった。元サッカー部(の経験)が出た」と笑った。

 かつては旧国立競技場が立すいの余地がないほどの人で埋め尽くされた早明戦。趣味や余暇の多様化は学生もご多分に漏れず、この日の4万544人は21年に新国立競技場に舞台を移した後では最多入場者数だった。

 平成時代中盤までの狂騒を知らない佐藤は、「4万人以上の多くの観客の中で、100回目の早明戦ができてうれしかった」と素直に感謝した。それでも試合前の校歌斉唱では明大の後、「都の西北」から始まる早大校歌の声量が明らかに下がり、思わず苦笑い。「まず明治、凄いなと思って、早稲田は明らかに(歌っている人の)数が減ったので。明治のファンは凄いな、という笑顔です」と話し、永遠のライバル校を支えるファンをうらやんだ。

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