【二所ノ関親方・真眼】琴桜は千秋楽まで天国の北の富士さんから褒めてもらえる相撲を

[ 2024年11月22日 04:40 ]

大相撲九州場所12日目 ( 2024年11月21日    福岡国際センター )

17年、稽古総見を終え、稀勢の里(左)と言葉を交わす北の富士さん
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 北の富士さんと会話をしたのは今年夏ごろに横綱会の手形依頼で電話連絡したのが最後でした。元気のない声だったので心配していましたが名古屋場所の時にビデオメッセージで元気な姿を拝見できたのはうれしかったですね。訃報を聞いて今は悲しい思いです。

 現役時代は中継の解説で厳しく、かつ愛のある言葉をいただきました。北の富士さんは自称「稀勢の里を横綱にする会」の会長でしたので、ボクのファンはみんな北の富士さんのファンだったと思います(笑い)。2度目の優勝を果たしたときは、画面越しに北の富士さんが言葉を失う姿が視界に入り、自分もぐっときました。立ち姿に始まりスーツ、ジャケットの着方など…全てで格好良く、粋でした。

 土俵は琴桜、豊昇龍が今場所一番の内容で1敗を守りました。特に琴桜は相手が3回突いてきたところを1手で返すという、調子がいいときにできる勝ちっぷりでした。天国の北の富士さんにも褒めてもらえるような相撲を千秋楽まで取り続けてほしいものです。(元横綱・稀勢の里)

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