女子テニス界のホープ、石井さやか 国内“凱旋”試合は快勝「アグレッシブが私のプレー」

[ 2024年10月8日 17:20 ]

第99回全日本テニス選手権(天皇杯)   石井さやか6―3、7―6(7―4)阿部宏美 ( 2024年10月8日    有明テニスの森 )

女子テニスのホープ、石井さやか(ユニバレオ)
Photo By スポニチ

 「三菱電機ビルソリューションズ 第99回全日本テニス選手権(天皇杯)」の3回戦に女子テニス界注目の新生・石井さやか(19=ユニバレオ)が登場。強打を貫き自身の初戦を突破した。

 米国を活動拠点とする石井にとって第3シードで臨む国内“凱旋”試合。「緊張していた」という言葉が信じられないほど立ち上がりからストロークで相手を押し込み、ネット前で仕留める攻撃的なプレーを何度も見せた。

 「アグレッシブに打ちにいくのが私のプレー」と、第2セット第6ゲームでブレークされても強気に攻めてゲームをタイに戻すと最後は0―4とリードされたタイブレークを逆転で制した。

 父はプロ野球・DeNAコーチの石井琢朗氏(54)。ジュニア時代から世代別の全国タイトルを何度も獲得。本格的にWTAツアー参戦を始め、現在シングルスでは世界ランキング266位。今回は国内最高峰のタイトルを狙う。

 石井は「目標は優勝です」と力強く宣言した。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

スポーツの2024年10月8日のニュース