高橋藍がSVリーグ開幕に向けて調整 キャット監督も信頼「非常に良い状態になってきている」

[ 2024年10月7日 17:39 ]

練習中に笑顔を見せるサントリーサンバーズの高橋藍(撮影・中辻 颯太)
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 新たに始まるバレーボールの大同生命SVリーグ(以下SVリーグ)に参戦するサントリーサンバーズ大阪は7日、開幕戦となる大阪ブルテオン戦(11日、東京体育館)に向けて大阪・箕面市内で調整した。

 午前と午後の2部練習で、新加入の高橋藍(23)もレシーブの練習などで精力的に汗を流した。パリ五輪後は2~3週間のオフを経てチームに合流。アジアツアーを終えてからは広島サンダーズ、名古屋とのプレシーズンマッチなどをこなしてきた。オリビエ・キャット監督は高橋藍の現状に太鼓判を押し、厚い信頼を寄せた。

 「コンディションは上がってきていて、非常に良い状態になってきている。彼は守備がもちろん素晴らしいけど、アタックもできるオールラウンダー。力強さに加えて賢さも持ち合わせていて、キャラクターも良い」

 高橋藍は日体大からイタリアのパドバに進み、23年にモンツァ移籍。今回が初めて日本のクラブでプレーすることになる。兄・塁らとともに戦うサントリーでの新たな挑戦。SVリーグ初代王者を目指す一方で、4年後にはロス五輪も控える。キャット監督は「彼が本当にチームに溶け込めるように助けながら。また、4年後にはロス五輪があるので、そのサイクルの中で助けることができれば」と今後を見据えた。

 SVリーグの幕開けとなるサントリー―大阪ブルテオン戦。11日の午後7時5分に開始予定となっている。

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