【大相撲相模原巡業】大関陣の先陣を切って豊昇龍が申し合いで8戦全勝「番数が少なくてもやろうと」

[ 2024年10月2日 16:39 ]

申し合い稽古で迫力のある動きを見せた豊昇龍
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 大相撲秋巡業は2日、神奈川県相模原市で行われ、大関陣の先陣を切って豊昇龍(25=立浪部屋)が実戦稽古を再開した。豊昇龍は平幕の錦木、小結・平戸海、大栄翔と連続で8番取って全勝。腰の重い錦木を威力のある突っ張りで持っていき、平戸海との激しい攻防にも常に先手を取って寄り切るなど積極的な姿勢がうかがえた。巡業初日は誰も申し合いを行わなかった横綱、大関陣だったが、2日目にして豊昇龍が存在感を示し「体の状態も悪くなかったので、ガンガン稽古を積んでいきたいと思った。番数が少なくてもやってやろうという気持ち」と説明した。

 秋場所は千秋楽にようやく勝ち越しを決めるなど8勝に終わった。場所後には入門わずか1年半で大の里が大関に昇進。「相撲は個人競技だし、他のことは意識しない」と話すも、奮起すべき材料は増えた。長丁場の秋巡業に向けては「ファンも遠くから見にきてくれている。しっかりやっていかないとね」と責任感をのぞかせた。

 肉体改造の成果も徐々に現れ、秋場所前に計量した体重149キロも場所中は落とすことなく維持しているという。「(体重増は)もう十分。今の体重に慣れてきているので、もうちょいだな」と手応え十分に話した。

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