【男子ゴルフ】“日本一曲がらない男”稲森佑貴 30歳初戦で大会連覇狙う「ロケットスタートを…」

[ 2024年10月2日 18:55 ]

2日に誕生日を迎え、30歳初戦に臨む稲森佑貴
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 男子ゴルフのACN選手権は3日、兵庫・三木GCで開幕する。昨年覇者の稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)はきょう2日に30歳の誕生日を迎え、「まだ30歳っていう実感はないですけど、まずはロケットスタートを切れるように頑張りたいなという感じです。変なスタートを切らないように」と意気込みを示した。

 今季ここまで6試合で予選落ちするなど、まだ優勝はなく賞金ランクは20位にとどまる。ショットで試行錯誤が続いているといい、「ゴルフの怖いところかもしれないですけど、突然感覚が消える感じ。体の疲れとかもあってだんだんずれてきて、そこの調整にだいぶ試合を犠牲にしてきちゃったなという感じはします」と振り返る。

 それでも、15年から8季連続でフェアウエーキープ率1位の“日本一曲がらない男”は今季もティーショットは好調。同部門で79・589%と首位を独走中だが、見据えるのは史上初の80%超えだ。前週のバンテリン東海クラシックが始まる前までは、80%台を守っていただけに「とりあえず今週それも含めて取り返していきたい」と力を込める。

 昨年は宋永漢(ソン・ヨンハン、33=韓国)とのプレーオフを制して優勝。それにより日本で開催される唯一の米ツアー競技である、ZOZOチャンピオンシップへの出場切符も手にした。「タイトルは変わらないので、2連覇を頑張って目指していきたい」。10月開催の日本オープンを2度制した実力者。得意の秋のシーズン突入でここからギアを上げていく。

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