【体操】五輪メダリスト岡慎之助 平行棒で圧勝V 鉄棒は杉野が制す

[ 2024年9月17日 04:34 ]

平行棒を制した岡慎之助
Photo By 共同

 体操の第2回男子スーパースペシャリスト選手権は16日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われ、平行棒はこの種目でパリ五輪銅メダルの岡慎之助が15・400点で圧勝した。

 鉄棒は同五輪団体総合金メダルの杉野正尭(ともに徳洲会)が14・833点で制し、五輪種目別王者の岡は6位だった。

 五輪金メダリストが会場を沸かせた。平行棒の岡は15日の全日本シニア選手権でミスが出た技を修正し、着地もぴたりと止めた。Dスコア(演技価値点)、Eスコア(実施点)ともにトップとライバルを圧倒し「自分らしい演技ができた」と白い歯を見せた。

 鉄棒の杉野は「ペガン」「カッシーナ」など高難度の離れ技を次々と決めた。「体操の魅力を伝えたかった」と前日の構成からDスコアを大幅に上げての頂点。「ペガン」の空中姿勢をさらに難しくした技を新たに入れる構想も明らかにした。

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