日本水連の金子専務理事が梅原競泳委員長の退任問題に言及「責任とかは全くない」

[ 2024年9月10日 16:18 ]

競泳日本代表の梅原孝之監督
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 日本水連の金子日出澄専務理事(64)が10日に都内で取材に応じ、梅原孝之競泳委員長(54)が来年6月までの任期を前に退任する意向を示していることに言及した。「梅原さんが”なるべく早く2028年(ロサンゼルス五輪)の体制で動いた方がいい。任期満了は来年だけど、それを前倒しした方がいい”という気持ちを持っていることは口頭で聞いている」と説明。その上で「次期委員長がすぐにはなかなか決まらない。時期は明言できない。引き継ぎもあるので、基本的には梅原さんに“任期満了まで頑張ってもらいたい”と伝えている」と続けた。

 日本競泳陣は今夏のパリ五輪で銀メダル1個に低迷。23年夏の世界選手権福岡大会でも銅メダル2個に終わっていた。金子専務理事は「梅原さんの責任とかということは全くない。メダルの数は目標に届かなかったが、若手の台頭とか、良い面、悪い面両方あるので、失敗とかいう風には思っていない」と語った。11日には日本代表選手を輩出したコーチによるミーティングを実施予定。代表選手を対象にしたアンケートも行う方針だ。

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