陸上男子110障害準決勝 村竹、先行許すもバランス崩さず耐えた

[ 2024年8月9日 03:00 ]

準決勝1組で4着だった村竹ラシッド(ロイター)

 【金井大旺の目】村竹選手と泉谷選手は実力的には同じなので、どれだけミスなく走れるかが鍵だった。村竹選手は大きく減速するようなハードルへの接触がなかった。中盤でパーチメント(ジャマイカ)に先行されても、バランスを崩すことなく耐えたのが良かった。全体的には80点くらいだったのではないか。

 スタートから1台目まで7歩。最初の4歩は大股で、後の3歩は小股でリズムアップするのが理想だ。泉谷選手は焦りか、硬い高反発のトラックに対する調整不足か、最初の4歩が小股だった。その影響から2台目で完全にハードルに接触し、ブレーキを踏んでから再びアクセルを踏むような走りだった。後半まで頑張ったが、上下動が激しいハードリングになってしまっていた。

 メダル獲得には13秒1台前半が必要になると思う。村竹選手は決勝で最も外側の9レーン。1人で走っているような感覚になりがちでリズムを上げにくいかもしれないが、硬くならずに自分のペースで走ってほしい。(元日本記録保持者、東京五輪代表)

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