女子78キロ・高山莉加 初五輪で初戦突破! 開始48秒!電光石火の上四方固め一本 準々決勝進出

[ 2024年8月1日 18:20 ]

パリ五輪第7日 柔道 ( 2024年8月1日    シャンドマルス・アリーナ )

<パリ五輪 柔道>女子78キロ級、初戦を突破する高山莉加(撮影・平嶋 理子)
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 女子78キロの高山莉加(29、三井住友海上)が1日、初戦となる2回戦でイリスホン・クルバンバエワ(22=ウズベキスタン)に48秒、上四方固めで一本勝ち。完勝で準々決勝進出を決めた。

 開会式を終え「初めてのオリンピックでワクワクした気持ちです。今までやってきたことを余すことなく出し切って全力で頑張ります!」と初五輪への意気込みを語っていた高山。その言葉通り、気迫あふれる柔道でパリ初戦を突破した。

 五輪前最後の実戦となった4月のアジア選手権(香港)で3試合を勝ち抜き優勝。「いったん休んで、体、技、心という順番で、ゼロからやっていきたい」と万全の状態で夢舞台に降り立った。パリ五輪代表では男女全14階級の代表で唯一、過去に一度も世界選手権出場がないまま、五輪代表に駆け上がった。世界に「高山」の名をとどろかせるつもりだ。

 ◇高山 莉加(たかやま・りか)1994年(平6)8月27日生まれ、宮崎県出身の29歳。鹿児島南高を経て13年4月から三井住友海上所属。3歳の時に財部柔心館道場で柔道を開始。高校時代は3年でインターハイを制覇。国際大会ではなかなか結果を残せなかったものの、昨年はグランドスラム・タシケント大会を制すなど表彰台に立ち続け、12月にパリ五輪代表に内定。今大会の柔道日本代表で唯一、世界選手権の出場経験がない。

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