カド番大関の貴景勝は霧島を立ち合い一気に押し出し3勝目

[ 2024年7月21日 17:50 ]

大相撲名古屋場所8日目 ( 2024年7月21日    ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所・8日目>霧島(左)を押し出す貴景勝(撮影・井垣 忠夫)
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 カド番大関の貴景勝(27=常盤山部屋)は、今場所2桁10勝での大関復帰を目指す関脇・霧島(28=音羽山部屋)を押し出し、3勝5敗とした。敗れた霧島は4勝4敗。

 立ち合いから一気に押し出す完勝。ABEMA大相撲中継で解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「いい当たりでした。最初の一発目、手の位置が良かった。左手は相手の脇の下あたり(ハズに入れるような形)で霧島の体が浮き上がった。霧島はたまらず引きましたね。立ち合いの当たりが大切だと、わかる一番でした」と指摘した。

 貴景勝はまだ黒星が先行している状況。花田氏は「土俵で一生懸命やっている気持ちは伝わってくる。勝負はここから」とカド番脱出を期待した。

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