柔道・阿部一二三&詩 現役消防士の父「苦労理解してあげたい」と始めた日課 涙ながらに明かしたワケ

[ 2024年7月15日 20:59 ]

阿部一二三と詩
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 柔道の男子66キロ級でパリ五輪代表の阿部一二三(26=パーク24)、女子52キロ級でパリ五輪代表の阿部詩(23=パーク24)が15日放送のNHK「ファミリーヒストリー」(月曜後7・30)に出演。連覇が懸かるパリ五輪へ決意を新たにする場面があった。

 番組では現役消防士の父・浩二さんが10キロのランニングを日課にしていることが紹介された。一二三と詩の苦労を理解してあげたいとの思いから始めたという。浩二さんは「(2人に)何かしてあげたいけど何もできないので。だからランニングして自分も毎日頑張ることをやろうと。みんなそれぞれ頑張っているから…」と話したところで声を詰まらせ、「僕にはできることがないから…。でも、自分もちょっとでも(苦労を)分かってあげたい」と目を赤くしながら声を絞り出した。

 父の涙ながらの思いを聞いた一二三は「心に来ますよね。僕たちに何もやれてないと思ってるかもしれないけど、そんなことない」とし、「気が引き締まった」と連覇が懸かるパリ五輪への決意を新たにしていた。

 詩も「本当に両親に支えられたし、もう1人兄(長男の勇一朗さん)がいるんですけど、本当に家族に支えられた」と感謝していた。

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