【ラグビー】田中史朗 涙をこらえて引退発表 将来は「日本代表ヘッドコーチをやってみたい」

[ 2024年4月24日 16:11 ]

<田中史朗記者会見>今季限りでの現役引退を表明する田中史朗(撮影・会津 智海)
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 ラグビー元日本代表のSH田中史朗(39=東葛)が24日、東京都内で会見に臨み、今季限りでの現役引退を発表した。日本代表で歴代7位の通算75キャップ、W杯3大会連続出場、日本人初のスーパーラグビー(SR)プレーヤーなど、数々の記録と記憶に残る活躍で一時代を築いた名スクラムハーフが、ジャージーを脱ぐことになった。

 会見冒頭、「こんにちは、田中史朗です」と切り出した田中は、フーッと大きく息を吐くと、「私、田中史朗は、今シーズンの終了をもって、現役生活を終了することを決めましたので、お知らせします」と、涙をこらえながら発表した。

 今後については東葛のアカデミーコーチに就任し、少年・少女世代の育成、普及に務める予定。そして「幸運なことに、エディー・ジョーンズ、ジェイミー・ジョセフ、トニー・ブラウンという素晴らしいコーチが周りにいる。彼らから学び、将来的に日本代表のヘッドコーチをやってみたい」と意欲を示した。

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