大坂なおみが4年2カ月ぶりに国別対抗戦メンバー入り 杉山愛監督「出場したい意思を示してくれた」

[ 2024年3月15日 10:50 ]

大坂なおみ(AP)
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 日本テニス協会は15日、都内で会見を開き、女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯のファイナル予選カザフスタン戦(4月12、13日、有明コロシアム)に臨む日本代表を発表した。産休が明けて今季からツアー復帰している大坂なおみ(26=フリー)が20年2月のスペイン戦以来4年2カ月ぶりに国別対抗戦のメンバー入り。日本代表としてプレーするのは21年東京五輪以来となる。

 杉山愛監督(48)は「大坂選手が出産が明けて久しぶりにツアーに戻って来てくれて全豪オープンのメルボルンの会場でコンタクトをとった。ビリー・ジーン・キング杯に出場したい意思を表してくれたのでスムーズに交渉できた」と語った。

 杉山監督は1月の全豪オープン(メルボルン)を直接視察し、大坂陣営と対話した。大坂の師事するウィム・フィセッテ・コーチ(ベルギー)とは旧知の間柄。現役時代にダブルスを組んだキム・クライシュテルスを指導していたのがフィセッテ・コーチで「ウィムと近い関係にあったので、オフの過ごし方や今後のスケジュールなどを確認できた」とパイプを生かした。

 カザフスタン戦は4月12日にシングルス2試合、13日にシングルス2試合とダブルス1試合を行い、3勝した方が勝利。勝てば11月のファイナル出場権を獲得し、負ければ同時期に開催されるプレーオフに回る。

【日本代表メンバー】
 日比野菜緒(ブラス)
 本玉真唯(島津製作所)
 大坂なおみ(フリー)
 柴原瑛菜(橋本総業)
 青山修子(近藤乳業)

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