横綱・照ノ富士また負けた…3日連続金星献上で4敗目 小結・阿炎も敗れ三役以上の全勝力士が消滅

[ 2024年3月15日 17:55 ]

大相撲春場所6日目 ( 2024年3月15日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所6日目>照ノ富士(左)を寄り切りで破る隆の勝(撮影・北條 貴史)
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 大相撲春場所は15日、エディオンアリーナ大阪で6日目の取組が行われ、横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は前頭3枚目・隆の勝(29=常盤山)に敗れ3連敗。3日連続の金星を献上し、はやくも4敗目。三役以上の上位力士で唯一勝ちっぱなしの小結・阿炎(29=錣山部屋)は大関・琴ノ若(26=佐渡ヶ嶽部屋)に敗れ、連勝がストップ。全勝をキープしたのは平幕の大の里(23=二所ノ関部屋)と尊富士(24=伊勢ケ浜部屋)の2人のみとなった。

 2日連続の金星を献上した横綱・照ノ富士は結びの一番で平幕・隆の勝に寄り切られ痛恨の3連敗。2勝4敗となり、優勝争いから大きく後退した。

 無傷の5連勝を飾った小結・阿炎は大関・琴ノ若と注目の一番を迎えたが、突き落としで敗れ初黒星。3役以上の上位力士は6日にして全勝力士が消えた。一方、勝った琴ノ若は2敗を死守し、4勝目を挙げた。

 初日黒星発進も4連勝中の大関・豊昇龍は平幕・翔猿に寄り切られ2敗目。2敗の大関・貴景勝は平幕・平戸海を押し出し、4勝目。5日目にしてようやく初白星を手にした大関・霧島は平幕・王鵬と対戦。前日に照ノ富士から金星を挙げた“難敵”を引き落としで下し、2勝目を挙げた。

 無敗の平幕勢では尊富士が平幕・美ノ海を寄り切りで下し、全勝をキープ。大の里も平幕・明生を押し出しで下し、無傷の6連勝を飾った。

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