【世界卓球】男子に続いた!日本女子もパリ五輪切符王手 ブラジルとの全勝対決制し首位で決勝Tへ

[ 2024年2月19日 21:17 ]

女子1次リーグでブラジルに勝利し、笑顔を見せる(左から)早田ひな、張本美和、平野美宇(共同)
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 韓国・釜山で行われている世界卓球選手権は19日、団体戦女子1次リーグ第4戦で日本(世界ランク2位)がブラジル(同25位)を3―0で撃破。注目の“全勝対決”を制し、オールストレート勝ちで4戦全勝。決勝トーナメント初戦がシードとなる首位通過を決めた。さらに男子団体戦でも日本が1次リーグ4戦全勝で首位通過を決めており、男女そろってパリ五輪切符獲得に王手をかけた。

 世界卓球団体戦は8強進出でパリ五輪の団体の出場権を獲得し、五輪シングルス2枠を得る。シングルス5試合で3勝したチームが勝つ方式で争われ、1次リーグは男女各40チームが8組に分かれ対戦。各組上位3位までの計24チームが決勝トーナメント進出へ。加えて各組1位の8チームは決勝トーナメント1回戦がシードとなり、2回戦(16強)に進む。

 1次リーグ1位通過をかけた“全勝対決”となったブラジル戦では第1試合にエースの早田ひな(23=日本生命)が登場。注目の日系三世タカハシ姉妹の妹ジュリアとの一戦を3―0で貫録のストレート勝ち。第2試合は今大会女子最年少の15歳・張本美和(木下グループ)が、ブラジル代表のエースである姉ブルーナと激突。最初は苦しめられる場面もあったが崖っぷちから巻き返し接戦を制すと、勢いに乗って3―0のストレート勝ち。

 第3試合は平野美宇(23=木下グループ)がパラ五輪東京大会女子シングルス(立位10)で銀メダルを獲得した“難敵”隻腕のアレシャンドレに3―0で勝利。日本女子は男子に続き、1次リーグ4戦全勝を飾り、堂々のグループ1位通過が確定。各組1位は決勝トーナメント1回戦がシードとなるため、次はいよいよ五輪出場権がかかる“大一番”に臨むことになる。

▽卓球女子日本代表の日程&結果
16日 1次L第1戦ルクセンブルク〇3―0
17日 1次L第2戦イラン〇3―0
18日 1次L第3戦南アフリカ◯3―0
19日 1次L第4戦ブラジル〇3―0
21日 決勝トーナメント2回戦

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