「とても後悔しました」故障抱える川内優輝が駆けるワケ 「あと1日だけ何とか」11日レース後は休養へ

[ 2024年2月10日 18:51 ]

川内優輝
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 男子マラソンの川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が苦しんでいる。

 地球の至るところを駆けてきた36歳だが、激走した昨年10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)後に左臀部や左脚を故障。何とか対応して同12月の防府読売マラソンで優勝するなど好走していたが、今年1月14日のいぶすき菜の花マラソン後に悪化した。

 1月21日の奥球磨ロードには出場したが、同28日の大阪ハーフマラソンは当日に欠場を発表。今月25日の大阪マラソンも欠場する。一方で今月4日には丸亀ハーフを駆け、明日11日は唐津10マイルロードに出場する。

 川内は10日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、故障を抱える中でも大会に出場している理由を明かした。「大阪ハーフマラソンを当日欠場した後にヤフコメを見て、欠場してしまったことをとても後悔しました」とつづった投稿には、ネットに書き込まれた「仕方ない事ですがファンとしては数年前の上尾のハーフの時みたいにジョギングペースでも走ってほしかったです」というコメントのスクリーンショットを添付。川内は「『大阪マラソンはもう無理だけど、せめて丸亀と唐津だけは』と頑張ってこれたのもヤフコメのおかげです。明日完走したら、やっと気持ちに区切りをつけられます」と説明した。

 続く投稿では「今日の1km刺激は3'27/kmでした。自分でも『痛みでここまで落ちたか』とガッカリしています」とした上で「明日の唐津10マイルを完走したら完全に休みます。あと1日だけ何とか頑張ります」と悲壮な覚悟つづっていた。

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