【柔道】ウルフ・アロンのパリ五輪代表入りが決定的に 男子100キロ級東京五輪金メダリスト

[ 2024年2月4日 22:22 ]

柔道グランドスラム(GS)パリ大会最終日 ( 2024年2月4日    フランス・パリ )

ウルフ・アロン
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 男女計5階級が行われ、男子100キロ級で21年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(27=パーク24)の銀メダル以上が確定し、今夏のパリ五輪代表入りが確実となった。

 全日本柔道連盟はウルフと19歳の新井道大(東海大)を派遣。両者に明確な優劣が付いた場合は代表を決めるとしていたが、ウルフがメダルを確定させる一方、新井は3回戦で敗退。今月中旬にも臨時の強化委員会が開かれ、正式に内定する見通しとなった。

 東京五輪後は積極的なメディア出演で柔道普及に努めてきたが、その代償は大きく、22年10月の講道館杯で復帰後は不振が続いた。昨年4月の選抜体重別で復活優勝後も国際大会では結果を残しきれなかったが、「ここで勝つか負けるかで決まる。柔道人生を懸けて戦いたい」と誓った背水の陣で銀メダル以上が確定。男女全14階級で唯一決まっていなかったパリ五輪代表の最後のピースが埋まることになった。

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