世界一の指導者からエッセンスを学ぶ!ラグビー日本代表エディーHCがホーバス氏&栗山氏にラブコール

[ 2024年1月15日 17:03 ]

東京都内でラグビー日本代表の強化プランに関する会見を行うエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ
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 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、63)が15日、東京都内で日本代表の強化プランに関する会見に臨んだ。1月1日付けで9年ぶりにHCに復帰して以来、日本協会主催の会見に臨むのは初めて。冒頭20分ではスライドショーを使ってプランを説明し、その後の40分間は報道陣の質疑に応じた。

 昨年12月の就任会見で掲げた日本代表の新たなコンセプトである「超速ラグビー」については、「日本の核となるアイデンティティーだ。南アフリカならフィジカルなゲームで、キックを30回使う。ニュージーランドは世界一、カウンターアタックがうまい。日本なら、速いラグビーと分かるようにしたい」と説明。プレーそのものと同時に、判断スピードを磨くことの重要性を説いた。
 学びにどん欲なジョーンズHCらしく、成功している他競技の指導者にアプローチしていることも明かした。第一政権時も09年に野球のWBC優勝に導いた原辰徳氏、12年ロンドン五輪でバレー女子に銅メダルをもたらした真鍋政義氏と会談し、成功の秘訣を学んでいる。会見でも「唯一の方法は、成功している監督からしか得ることができない。バスケットと野球」と話し、21年東京五輪でバスケ女子に金メダルに導いたトム・ホーバス氏と、昨年のWBCで世界一に導いた栗山英樹氏にラブコールを送った。

 日本代表の本格始動は6月初旬だが、2月以降に代表候補選手を集めたミニキャンプも計画しているという。高校代表、U20代表の選手選考や活動にも積極的に参加していく予定で、「みんなで一丸となって強化を図っていきたい」と話した。

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