【箱根駅伝】創価大・吉田響「69分台で5区区間新」目標 東海大から編入してきた山の神候補

[ 2023年12月19日 16:59 ]

創価大・榎木和貴監督
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 来年1月2、3日の第100回箱根駅伝に出場する創価大が19日、オンライン取材会を行った。

 前回大会は8位で、今シーズンは出雲駅伝で2位、全日本大学駅伝で6位と安定した成績を残している。今大会の目標は総合3位以内。榎木和貴監督は、キーマンに吉田響(3年)の名前を挙げた。

 昨季は嶋津、葛西、フィリップの4年生3本柱が中心だったため、新チームはエース不在でスタート。その中で、4月に吉田響が東海大から編入してきた。吉田響は東海大1年時に5区で区間2位に入っている実力者。榎木監督からは「エースになるべく走りをしている。5区に山のスペシャリストの吉田響を置けるのが一番の強み」と大きな期待をかけられてた。

 吉田響は「練習を重ねていく中で、自分は山に強いんだと改めて認識した。本気で“山の神”になりたいという思いが日に日に強くなっていった」と5区に懸ける思いを語った。そして「最低でも69分台。5区区間新でチームに貢献を目指している」と意気込んだ。

 榎木監督は「1区からの流れ、往路の戦い方が重要になってくる」とレースプランを構想。「チームのトップ5を往路に据えるぐらいの攻めのオーダーを考えている。往路優勝争いに絡める走りを展開して、復路はその流れをキープして総合3位以内を達成できるように」と前半で勝負を懸ける作戦を明かした。

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