宇野昌磨「自分自身に興味本位」ファイナル切符＆GP10勝目へ　NHK杯公式会見

NHK杯へと意気込む（後列左から）森口、壷井、鍵山、宇野、小松原尊（前列左から）長岡、三原、樋口、青木、小松原美里
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　フィギュアスケートのGPシリーズ第6戦NHK杯が、あす24日に東和薬品ラクタブドームで開幕する。23日には大阪市内で日本勢の公式会見が行われ、男子で世界選手権2連覇中の宇野昌磨（トヨタ自動車）は「中国杯から練習してきたことをしっかり出し切る」と意気込みを語った。

　大会3連覇だけでなく、GP通算10勝目、さらに12月のファイナル出場権が懸かっている。ステファン・ランビエル・コーチも早めに来日して指導を受け「ジャンプは自分でやったが、プログラム全体を練習してきた」と言い、10勝目については「期待に応えられるように全力を尽くしたい」と決意を込めた。

　世界選手権で2連覇し、表現面の強化に着手。準優勝だった第4戦中国杯後に、試合でのモチベーションに苦慮していることを明かしていた。「今日までの練習ははやりがいを持ってできた。モチベーションはどうかわからない。練習してきたものがどう試合で表れるのか自分自身に興味本位がある。どうなるのかという気持ちある」と率直な思いを口にした。