「市民ランナー」とは…川内優輝が考える定義「名門高校出身で専門的な陸上の指導を過去に受けていても…」

[ 2023年11月13日 18:16 ]

MGCで4位に入った川内
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 10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で4位に入ったプロランナーの川内優輝(AD損保)が13日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「市民ランナー」の定義について自身の見解をつづった。

 川内は学習院大時代に箱根駅伝を駆け、その後、埼玉県庁の職員として世界選手権などに出場。「フルタイム勤務で走っていた頃に『箱根を走ったから、市民ランナーじゃない』と言われることがありました。非強化校の学習院でGWの派遣やマックでバイトして合宿費等を稼ぎながら走っていたので『市民ランナーの定義が厳しい人がいるなぁ』と思ってました」と振り返った。

 その上で「仮にフルタイム勤務で陸上以外の仕事をしながら、何のスポンサーもつけずに走っていても『過去の経歴』を理由に市民ランナーでないなら、『駅伝強豪校だった春日部東高校出身』の方を理由に挙げて欲しいと思ってました。『学習院で箱根走ったから市民ランナーじゃない』っていうのは違うかな、と」と続ける。

 そして、全国の駅伝強豪高校の名を列挙し、「駅伝名門高校出身で専門的な陸上の指導を過去に受けていても、今現在が市民ランナースタイルなら『市民ランナー』でいいと思います」とつづった。

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