友野一希＆山本草太は決意の再出発「今できることに全力を」「もう少し安定した強い自分に」

＜フィギュアスケート中国杯＞一夜明け会見の友野一希（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケートGPシリーズ第4戦中国杯から一夜明けた12日、男子4位の友野一希（上野芝ク）、6位の山本草太（中京大）が重慶で取材に応じた。

　友野は「もったいない部分はたくさんありましたけど、昨日のフリーは自分のできることはやれた」と振り返り、山本は「ファイナルに向けてGPシリーズを頑張ってきた。あっけなく終わって悔しい思いをした」と吐露した。

　フリーの終わった前夜は2人で散歩しながら軽食を買って帰ったという。友野は「お互いの反省もある。話すときもあるが、昨日は必要じゃなかった。そこは置いといてという感じで過ごした」と語った。

　まだシーズンの前半戦。実力者の2人には、逆襲の舞台が用意されている。山本は「残りの全日本に向けて頑張っていきたい。波が大きすぎるので、もう少し安定した強い自分に成長しないといけない」と決意。友野も「調子上がってきている。その勢いのまま練習したい。まずは地に足つけて今できることをやり切ることに全力を注ぎたい」と意気込んだ。