暫定首位の幡地隆寛 サスペンデッドは「ある意味ラッキー」 三井住友VISA太平洋マスターズ

[ 2023年11月10日 16:39 ]

男子ゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ第2日 ( 2023年11月10日    静岡県・太平洋クラブ御殿場C=7262ヤード、パー70 )

<三井住友VISA太平洋マスターズ第2日>13番、ティーショットを放つ幡地隆寛(撮影・会津 智海)
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 第2ラウンドがスタートしたが濃霧による視界不良のため、午後3時5分にサスペンデッドとなった。ツアー初優勝を狙う幡地隆寛(30=ディライトワークス)は16ホール終了時点で6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーと3つスコアを伸ばし、通算7アンダーで今平周吾(31=ダイヤゴルフ)、吉田泰基(25=東広野ゴルフ倶楽部)と並ぶ暫定首位に立っている。

 首位発進して迎えたこの日も、幡地には勢いがあった。4メートルのチャンスを沈めきった6番からの4連続を含め、前半9ホールをボギーなしの6バーディー。一気に通算10アンダーまでスコアを伸ばして見せた。

 ただ、雨脚が強くなって気温がぐんと下がった後半に流れが変わる。「前半と後半で明らかに気温の差があった。ショットが自分の中でかみ合わなかった部分がある」。11番で第1打を林に打ち込んでダブルボギー。15番もボギーを叩いた。17番ティーイングエリアでは40分近くの待機を余儀なくされた末に、中断のホーンを聞いた。

 だからこそ、サスペンデッドを前向きに捉える。「この中断はある意味ラッキーかなって。一旦、悪い流れは切れるのかな」。念願のツアー初優勝を目指す戦い。仕切り直しを、好転のきっかけとする。

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