28年ロス五輪 追加競技候補のブレイキン、空手など落選

[ 2023年10月17日 04:33 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は16日、インドのムンバイで総会を開き、2028年ロサンゼルス五輪の追加競技として大会組織委員会から提案された5競技を一括承認した。野球とソフトボールは、2大会ぶり、クリケットは128年ぶり、ラクロスは120年ぶりの復帰。アメリカンフットボールから接触プレーをなくしたフラッグフットボール、スカッシュは初実施となる。追加の団体競技はいずれも男女各6チームの予定。夏季五輪の上限とする選手1万500人の総枠は超える。

 追加候補に残っていたブレイキン(ブレイクダンス)、空手、モータースポーツ、キックボクシングは組織委の提案から漏れた。馬術を除外して障害物レースを採用した近代五種と重量挙げはともに保留扱いとなっていたが、実施競技入りが決定。IOCが認可した統括団体のないボクシングは引き続き保留となるが、選手保護の観点で今後競技入りが決まる見通し。IOCによると、夏季五輪の上限とする選手1万500人の総枠は超えるという。追加競技は742人の枠があり、既存競技の選手数を削減して人数調整をする見込み。

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