坂本花織＆宮原知子さん「一丸となって優勝を」「現役時代を思い出して」一日限り再タッグ

＜ジャパンオープン2023＞前日の公式練習にのぞむ宮原知子（撮影・長久保　豊）
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　7日に行われるフィギュアスケートの3地域対抗戦ジャパン・オープンの公式練習が6日、さいたまスーパーアリーナで行われた。日本チームの女子は世界選手権2連覇の坂本花織（シスメックス）、全日本選手権4連覇経験のあるプロの宮原知子さんが参加。18年平昌五輪の団体戦でもともに戦った2人が1日限りの再タッグとなる。

　坂本は3月に連覇した世界選手権以来のさいたまスーパーアリーナでの凱旋（がいせん）試合。今季は9月のオータムクラシックで優勝し、好調な滑り出しだが「最近ステップがレベル3になってしまう。4になるように基礎から練習したり、エッジワークの練習をたくさんやっててきたので、その成果が出たら」と修正を期してきた。「チームジャパン一丸となって優勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。

　宮原さんはステファン・ランビエル氏が振り付けた「ロミオとジュリエット」を演じる。「ジャンプを入れたときにおろそかになってしまいがちな振付を現役の頃を思い出して頑張って、総合的な練習をしてきた」と明かし「今からワクワクしている。緊張すると思うんですけど、全てを楽しんで自分を観察したい」と笑顔で語った。

　ジャパン・オープンは日本、北米、欧州の3地域によるプロアマ混合の対抗戦。男女各2人が出場し、フリーの合計点で争う。