日本バレーボール協会が謝罪 団体観戦実施でチケ購入済みの人に当日座席変更「弊会の不手際…深くお詫び」

[ 2023年10月6日 08:10 ]

大勢の観客が詰めかけたバレーボール男子パリ五輪予選会場の国立代々木競技場
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 日本バレーボール協会は6日までに公式サイトを更新。パリ五輪予選男子東京大会兼W杯で実施された小中学生による団体観戦をめぐり、チケット購入済みの人に対して事前連絡なしに座席変更をしたとして謝罪した。

 サイトでは「『FIVBパリ五輪予選/ワールドカップバレー2023』において、9月19日(火)、20日(水)、10月3日(火)、4日(水)の4日間にわたり渋谷区の小中学生を対象に学校観戦を実施いたしました」と団体での観戦を行ったと報告。

 小中学生が座る際「弊会の運営の不手際により、販売済の座席を学校観戦で使用させていただかざるを得ない状況となり、チケットを購入されていた一部のお客さまに学校観戦実施の間(第一試合)、事前の連絡なしに当日お席をご移動いただく形となりました」と当日になってチケット購入済みの人に急きょ座席を変更を求めたと明らかにした。

 「お席をご移動いただきました皆さまに深謝申し上げますとともにご不快な思いをさせてしまったことを深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないよう細心の注意を払って運営を進めてまいります」とした。

 ファンからは「学生を無料招待はいいけれど、他のお客の席を無許可で使用するという前提がおかしいというか、非常識。何度も抽選に挑戦し、安くない代金を払い、やっと席を確保した観客の心情に思い至らないのかな。主催の都合で席を奪ったのなら、然るべき補償をするのが大人の常識」「こんなのふつう子供が移動するの当たり前ですよね。学校観戦は良いと思いますが指定席に座らせるのはおかしい」「チケット代半分くらい返さないと、お客さんも納得しないのではないか」「もちろん購入者には払い戻ししたんですよね」「選手達が頑張ってお客さん集めてるんだから足引っ張らんといてや~」などと厳しい声が挙がった。

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