【ムロオ関西大学ラグビー17日開幕】天理大のルーキー・サイアはアタック力で覇権奪回に貢献する

[ 2023年9月13日 09:05 ]

ルーキーイヤーからの活躍を誓う天理大のサイア
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 ムロオ関西大学ラグビーAリーグは17日に開幕する。今回は全8大学の現状を紹介する一方で、27年のW杯オーストラリア大会、31年のアメリカ大会を狙える若き逸材に焦点を当てる。

 覇権奪回を目指す天理大を最後方から支えるのが、ルーキーのFBフィリモネ・サイア(1年=青森山田)だ。日本代表WTBフィフィタとはいとこ同士の間柄で、生家は車で20分程度の距離にある。桜のジャージーへの憧れを抱き「いつかは自分も日本代表になれるように頑張りたい」と意気込む。

 トンガで生まれ育ち、10歳から始めたラグビーの能力を評価されて青森山田高に留学。日本に来て初めて見たフィフィタの試合が、天理大が日本一に輝いた21年1月の大学選手権決勝・早大戦だった。その姿に向上心をかき立てられ、高校2年時に左膝半月板の大ケガを負いながらも、年を追うごとに成長。この春、いとこの後を追うように天理大の門をくぐった。

 身長1メートル83、体重は入学後に4キロ増えて94キロになった。まだフィジカルは完成していないが、小松節夫監督は「プレーの思いきりがいい。キックもうまいし、ハードワークもできる」と評価する。トンガでは陸上の三段跳びにも励み、脚力も生かしたアタックが最大の持ち味だ。

 昨季は関西2位に終わり、大学選手権の初戦で筑波大に22―50と大敗した。今季も春季トーナメントは3位となったが、菅平合宿ではスクラムなどに手応えを得た。サイアにとっては、大学生になって初めてのシーズン。「良いプレーをして、関西一のために頑張りたい」。決意を胸に、摂南大との開幕戦から暴れ回る。 (西海 康平)

 ◇フィリモネ・サイア 2004年7月6日生まれ、トンガ出身の19歳。トゥポウカレッジから20年に青森山田高に留学。高1から3年連続で花園に出場し、関東の大学からも誘いを受けた中で天理大に進学。4人兄弟の4男。1メートル83、94キロ。FB。

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