【体操】世界王者・橋本大輝、個人総合で涙の途中棄権…あん馬落下で負傷か 世界ユニバ

[ 2023年8月4日 18:05 ]

橋本大輝
Photo By スポニチ

 世界ユニバーシティー夏季大会第8日は4日、中国の成都で行われ、体操男子個人総合で世界王者・橋本大輝(順大)は、涙の途中棄権となった。

 21年東京五輪、22年世界選手権で金メダルを獲得した21歳に、悪夢が待っていた。2種目目のあん馬の終盤に大きくバランスを崩して落下。演技を終えると左のこめかみを押さえて苦もんの表情を浮かべた。トレーナーから首などを入念にマッサージを受けたが、競技続行不可能となり涙を流した。

 実績で群を抜く橋本は今大会、日本選手団の旗手を務めるなど、チームジャパンの“顔”。2日の団体総合は中国に次ぐ銀メダルを獲得していた。

 橋本は9月30日開幕の世界選手権(ベルギー・アントワープ)でも体操ニッポンの大黒柱として期待されている。

 21年の世界選手権を制した張博恒(中国)が合計86・733点で金メダルを獲得し、萱和磨(セントラルスポーツ)は84・098点で銅メダルだった。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2023年8月4日のニュース