36歳・妙義龍が通算出場1100回の節目に白星「幕内で10年以上も…」宝富士との同学年対決に感慨

[ 2023年7月21日 07:26 ]

大相撲名古屋場所12日目 ( 2023年7月20日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<大相撲名古屋場所12日目>宝富士(左)を寄り切りで破る妙義龍(撮影・椎名 航)
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 西前頭10枚目の妙義龍(36=境川部屋)が宝富士(36=伊勢ケ浜部屋)を下して6勝目を挙げた。当たって右でいなしてから浅く二本のぞかせて先に攻めて寄り切った。

 ともに学生相撲出身で36歳の同学年ベテラン対決。この日で妙義龍が通算出場1100回、宝富士が通算連続出場1200回と、互いに節目を迎えていた。それを聞くと「取組の前に教えてよ~さらに気合入ったのに」と笑顔。学生時代から対戦があり、幕内で27度目となる顔合わせに「それだけずっとやっているんですね」と実感を込めた。

 「大学の時からやっていて、幕内で10年以上もやっているって素晴らしいことじゃないですか。引退している人も多い中で、同級生でまだやっているって」。現役生活15年目、まだまだ元気な36歳は感慨深げだった。

 上には上がいる。2歳上の玉鷲(38=片男波部屋)は、妙義龍が入門する前から幕内で活躍していた。「そう考えると凄いですね。“超鉄人”じゃないですか」。衰え知らずの妙義龍も、まだまだ長く取り続けていく。

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