【前相撲】日大出身・城間が1場所遅れの“初土俵”出世披露なしで化粧まわしは新十両まで「お預け」

[ 2023年7月11日 10:26 ]

大相撲名古屋場所3日目 ( 2023年7月11日    愛知・ドルフィンズアリーナ )

<前相撲>小山桜(左)を寄り切りで下した城間
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 再出世を目指す番付外の3人による前相撲が行われた。今場所は新弟子検査合格者がウクライナ出身のダニーロ・ヤブグシシン(19=安治川部屋)ただ一人で初土俵が興行ビザ取得後の秋場所になるため、新弟子なしの前相撲という珍しい形となった。

 日大出身の城間(23=尾上部屋)は、この日が異例の“初土俵”。前相撲が開催されなかった春場所の新弟子検査に合格し、いきなり序ノ口の番付にしこ名が載って夏場所でデビューする予定だった。しかし、昨年11月に手術した左膝が治りきらず、直前まで出場を目指したが大事を取って断念。デビュー場所全休で番付外に落ち、今場所が事実上の前相撲デビューとなった。

 この日は同じく再出世を目指す小山桜(16=式秀部屋)と2番取っていずれも得意の右差し速攻で完勝。

 「大相撲の雰囲気だったり所作だったり、アマチュアと違うものがいっぱいあって覚えるの大変」と初々しさを見せながらも「ホッとした。土俵に上がれてよかった」と胸をなで下ろした。

 先場所初日に行われた新序出世披露には参加できず。一度序ノ口の番付に載っているため今回は再出世扱いとなり、出世披露は行われない。付け出し以外の力士で出世披露を経験しないのは極めて異例のことで、次に化粧まわしを締めるのは関取として土俵入りを行う時になる。「それまでお預けですね」と笑い、一日も早く関取になることを夢見た。

 なお、今場所の前相撲はこの日一日限りとなる。

 ▽前相撲
○城間(寄り切り)小山桜 
 美ノ富士(寄り切り)小山桜○
○城間(寄り切り)小山桜 

 ◇城間 瑠正(しろま・りゅうせい)2000年(平12)5月16日生まれ、沖縄県浦添市出身の23歳。てだこ相撲クラブで小2から相撲を始め、小4でわんぱく相撲全国大会8強。浦添中3年時に全中団体戦(大将で出場)優勝。中部農林高3年時に全国高校総体8強。日大4年時に全日本大学選抜金沢大会8強、東日本学生体重別135キロ以上級準優勝、全国学生体重別135キロ以上級3位、全国学生選手権団体戦(準々決勝まで中堅で出場)優勝。1メートル80、175キロ。

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