若元春「意識しすぎず普段どおり」無欲で挑む大関獲り 弟・若隆景らに「刺激で恩返しできれば」

[ 2023年6月27日 23:40 ]

兄若隆元相手に立ち合いの確認をする若元春  
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 大相撲の関脇・若元春(29=荒汐部屋)が27日、名古屋市内で行われた力士会後に報道陣の取材に応じた。

 直近2場所合計で21勝を挙げており、名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)では大関獲りに挑む。「良い意味で変にいろいろ意識しすぎず、普段どおりに来れている」と気負いはない。新入幕からわずか1年半、負け越した昨年名古屋場所以外は全て9勝以上の好成績で着実に番付を上げてきた。「何年か前まで幕下でくすぶっていたので、関脇という地位にいることが奇跡のような状態」と現状を分析。「毎場所全力で地位を全うしている」と振り返るように、大関昇進を意識する余裕はないままここまで来た。

 大関と聞いて思い浮かべるのは、自身が子供の頃に活躍していた魁皇(現・浅香山親方)や千代大海(現・九重親方)の姿。「ああいう強い大関に自分が肩を並べられるかというと、まだまだだと思う。そこと比べたら全部が足りない」と謙虚に語った。

 初優勝への憧れについては「まあ無理かな(笑)。現実味はない」と控えめ。「先を見すぎるとつまずくので、一つ一つ地道に足下を見ながら進めれば」と高望みせずに一番一番取り組んでいく。それでも、弟の若隆景や親友の阿炎が昨年初優勝を果たしたことは刺激になっている。「みんなからいろんな刺激をもらってここまでの地位があると思う。“今度は自分が”というか、刺激の部分で恩返しができればと思います」。初めての大関獲りを一発でクリアすれば、優勝経験者の2人にも大きな刺激になるはずだ。左四つの型を持つ入幕10場所目の29歳が、無欲で一気に番付を駆け上がる。

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