大栄翔「力を出し切れば上がれる」「全部勝つ気持ちで」大関獲りへ、深めた自信と強い覚悟

[ 2023年6月27日 20:39 ]

大関獲りに挑む名古屋場所への意気込みを語る大栄翔(撮影・前川 晋作)
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 大相撲の関脇・大栄翔(29=追手風部屋)が27日、名古屋市内で行われた力士会後に報道陣の取材に応じた。

 直近2場所合計で22勝を挙げており、名古屋場所(7月9日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)では大関獲りに挑む。「自分の中で気持ちも乗っている。なかなかないチャンスなので気合入れて場所に臨む」と闘志をむき出しにした。

 これまで三役で2桁勝利を挙げたことは2度あったが、いずれも翌場所は勝ち越せず、大関獲りへつなげられなかった。夏場所で10勝を挙げ、初めて三役で2場所連続の2桁勝利。前頭筆頭だった初場所も含めると3場所連続の2桁勝利で安定感を示している。「地力がついてきた」と自信を深め「夢のような地位だったけど、本当に手が掛かるぐらいまで来ている」と大関昇進を現実的に考えられるようになった。

 「(大関に)上がりたい思いが強くなってきた。自分の力をしっかり出し切れば上がれるんじゃないか」。同じく大関獲りに挑む関脇の豊昇龍(24=立浪部屋)と若元春(29=荒汐部屋)とは対照的に、昇進への意識を明確に口に出している。「今年で30歳になる。意識してやっていかないと上がれない。意識した方が良いと思う」。年齢と残りの現役生命を考え、勝負の場所に懸ける強い覚悟の表れだった。

 直近2場所で合計22勝を挙げており、大関昇進目安の「33勝」に到達するには11勝がノルマとなる。「11番勝ちたいけど、11番勝とうと思ったらダメだと思う。全部勝つ気持ちでやりたい」と気迫を前面に出した。大関獲りに挑む3人の中で最も長い13場所の三役在位を誇り、唯一の幕内最高優勝経験者でもある。次期大関候補最有力の実力者が、力士人生を懸けた勝負の場所に挑む。

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