河村市長を豪快につり落とし、大村県知事には渡し込み 照ノ富士が「名古屋ツートップ」連破

[ 2023年6月27日 17:19 ]

河村たかし名古屋市長を豪快につり落とす横綱・照ノ富士
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 大相撲名古屋場所(7月9日初日、ドルフィンズアリーナ)で2場所連続優勝を目指す横綱・照ノ富士(31=伊勢ケ浜部屋)が27日、愛知県の大村秀章県知事と名古屋市の河村たかし市長を表敬訪問し、恒例となっている「相撲対決」で2連勝した。

 横綱は出羽海名古屋場所担当部長(元幕内・小城ノ花)、岩友親方(元幕内・木村山)らと愛知県庁、名古屋市長をそれぞれ訪れ2週間後に迫った場所をPR。会談後には4年ぶりに復活した「名古屋が誇るツートップ」との対戦に臨んだ。

 ○照ノ富士(渡し込み)大村秀章●

 記念撮影を終えると、周囲にうながされた県知事が気合十分にスタンバイ。知事の当たりを食い止めた横綱は右からすくって体勢を崩し、半身で残す相手の左ひざ付近に手をかけて転がす。強引にすくったため少し腕を気にするそぶりも見せたが、染め抜きには知事が汗がびっしりしみこんでいた。

 会談では照ノ富士が「3年前の優勝は東京での開催だった。名古屋では優勝していないので今年こそ」と意気込みを口にした。また2年後に完成するドルフィンズアリーナに代わる新アリーナの話題で盛り上がり知事も「こけら落としでも是非優勝を」と期待。横綱は「そこまで続けられるよう頑張ります」とさらなる精進を誓った。

 ○照ノ富士(つり落とし)河村たかし●

 4年前に朝乃山の突き落としで「痛い目にあった」と振り返る河村市長は革靴、靴下を脱ぎズボンも膝までまくし上げるなど気合十分に臨戦態勢を整える。「突っ張っていく」と宣言された横綱は「じゃ、かち上げで」と、しゃれにならない宣戦布告。市長の突っ張りは前傾姿勢の横綱には全く通用せず、左四つで踏み込まれると高々と持ち上げられ、優しく床に落とされた。幕内では2017年初場所8日目に嘉風が千代翔馬に決めて以来出ていない大技で横綱が勝利。

 河村市長は「関脇いうか、大関ゆうか、元気な人がようけいおって面白かった。私は選挙に2回も落ち取るけど、苦しいことから這い上がってきた横綱はカンバックのシンボル。まあ、派手にやってちょうだいや」と激励すると横綱に「市長、派手なの好きですから」と返され場内爆笑。復帰戦も完敗に終わったが「(相撲は)私が最初に始めた。名古屋場所が盛り上がってくれれば」と前向きだった。

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