ディアンズがW杯ベスト15宣言「世界でも入りたい」ラグビー日本代表浦安合宿

[ 2023年6月19日 17:11 ]

<ラグビー日本代表練習>髪の毛を短くしたディアンズ(撮影・篠原岳夫)
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 ラグビー日本代表の浦安合宿は19日、第2クール初日を迎え、午前練習の一部を報道陣に公開。9月8日に開幕を控えるW杯フランス大会で初出場を目指すロックのワーナー・ディアンズ(BL東京)が、W杯でのベストフィフティーン入りを個人の目標に掲げた。

 チーム一の身長2メートル1を誇る21歳は、目標もまたビッグだった。1時間ぶっ通しのタックル練習など、充実の午前練習を終えたディアンズは「新しいコンタクトやタックルのトレーニングがあり、凄くきつい」と吐露。それでも幼少期から憧れる舞台に向けて、「(開幕が)近づいているので楽しみ。個人ではベストフィフティーンに入るのが目標」と話した。

 大会ベストフィフティーンは正式なタイトルではないが、15年イングランド大会では大会スポンサーによるドリームチーム(ベストフィフティーン)にFB五郎丸歩が選ばれ、大きな話題を呼んだ。19年日本大会でも英大手放送局選出のベストフィフティーンにプロップ稲垣啓太が選出されており、ディアンズも「リーグワンでベスト15に入った時に、次は世界でも入りたいと思った」と明かした。

 そのために個人としての活躍は不可欠で、「ロックはハードワークが大事」と鍵を挙げる。セットプレーはもちろん、アタック、ディフェンスともにワークレートと激しさを出すために、今回の合宿でも向上を意識しており、「コンタクトでハードワークして、フィジカルでも負けないようにプレーしたい」と話した。

 オフだった土日(17、18日)には、第1クールまでは長かったカーリーヘアを散髪。本人は「丸刈りにしたかった」そうだが、母やガールフレンドに相談したところ、猛反対されて上部は残したという。思い通りにはならなかったが、スッキリとした髪形で、蒸し暑い6月を乗り切る。

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