フィギュア宇野昌磨「これからもずっと尊敬、目標のスケーター」現役引退の高橋大輔さんへの憧れ語る

[ 2023年5月3日 16:42 ]

<プリンスアイスワールド横浜公演>演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートのアイスショー「プリンスアイスワールド横浜公演」が3日、KOSE新横浜スケートセンターで行われ、男子で世界選手権2連覇の宇野昌磨(25=トヨタ自動車)、北京五輪銀メダルの鍵山優真(19=オリエンタルバイオ/中京大)、4大陸選手権王者の三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)らが出演。今月1日に引退発表をしたアイスダンスの村元哉中さん(30)、高橋大輔さん(37)に惜別の言葉を贈った。

 以前から高橋さんへの憧れを公言してきた宇野は、「本当に僕にとって、これからもずっと尊敬する、表現者として一番目標にしているスケーターですし、それはこれからも変わらないこと」と語った。目標であり、大先輩でもある高橋さんに対して「僕が語れるようなこと(立場)ではないことだと思うんですけど」と前置きしつつ、「2人とも、元シングルからアイスダンスを始めるのは、本当に難しいということは、滑っている自分だから分かること。本当に凄い、そしてこれからも楽しみだなって気持ちでいっぱい」と語り、2人の今後の活躍を願った。

 鍵山も「2人のステップワークなど、凄く学ぶ部分が多い。高橋選手の表現力とか、ステップの細やかさは尊敬している部分がたくさんある」とし、今後も参考にしていく意向。三浦も「スケートを見始めた時から第一線で活躍されていた。去年や今年は試合でもご一緒することがあり、小さな頃からテレビで見ていた人と同じ大会にいるってことが、信じられないことだった。これからもスケートは続けていくということなので、一ファンとして、凄く楽しみにしている」と話した。

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