男子・パナソニック、ヒヤヒヤの勝利　女子・東レらも8強入り　黒鷲旗バレー1次リーグ

全日本男女選抜黒鷲旗バレー （ 2023年5月2日    丸善インテックアリーナ大阪 ）

＜黒鷲旗バレー2日目　早稲田大学・パナソニックパンサーズ＞　得点し、喜ぶパナソニックパンサーズの選手ら　（撮影・須田　麻祐子）
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　1次リーグ男女計15試合が行われ、男子は昨年ベスト4のパナソニックが早大を接戦の末に下して連勝。サントリー、広島、ジェイテクトとともに準々決勝進出を決めた。女子は、東レ、PFU、埼玉上尾、岡山、NECのVリーグ勢が順当に8強入りした。

　《男子　パナソニックは早大相手に接戦》
　早大相手に冷や汗をかきながら8強入りを決めた。第1セットは25―13と圧倒。しかし第2セットを22―25で落とすと、試合は最終セット終盤までもつれ込んだ。日本代表合宿に参加する代表選手を欠いて戦うため、波乱が起きやすい今大会。清水主将は「きょうのような試合をしていたら優勝できない。自分たちを見直す試合内容だった」と口調は厳しい。昨年は準決勝で敗退。18年大会以来の頂点を目指す。

　《女子　古川学園高　序盤リードも苦杯》
　昨年準優勝チーム相手に序盤はリードする展開も、終盤にプロの意地を見せつけられて敗れた。今大会から照井主将が復帰。首から背中にかけての痛みがあったため、3月から戦列を離れていた。岡崎監督は「（主将としての）プレッシャーもあったと思う」としばらく休養させ、大会直前に状態が回復したという。今大会では頼もしいセッターとして力を発揮しており「休まなければ黒鷲旗も出れていなかった。（監督には）凄い感謝しています」と話した。