国枝慎吾氏「あるがままで生きていく」国民栄誉賞受賞後も生活スタイル変えず

[ 2023年3月23日 16:42 ]

東京運動記者クラブテニス分科会の最優秀選手に選出された国枝慎吾氏
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 東京運動記者クラブのテニス分科会は23日、22年度の最優秀選手に車いす男子シングルスの第一人者で1月に引退した国枝慎吾氏(39)を選んだ。1月の全豪オープンの男子シングルスで16強入りした西岡良仁(27=ミキハウス)、昨年6月の全仏オープンの混合ダブルスでウェスリー・コールホフ(オランダ)と組んで優勝した柴原瑛菜(25=(橋本総業)が特別賞となった。

 国枝氏は昨年7月にウィンブルドン選手権の男子シングルスで初優勝。パラリンピックと4大大会すべてのシングルスを制する生涯ゴールデンスラムを達成した。4大大会通算50勝を誇り、シングルスでパラリンピック3度の金メダルを獲得。今月17日にはパラスポーツ界で初めて国民栄誉賞を受賞したが「お受けする時に“あるがままで生きていこう”と決めたので、生活は変わっていません。コンビニにも普通に行きます。肉まんとからあげクンばかり食べています」と明かした。

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