宮城野部屋凸凹コンビが盛り上げる 最長身2メートル4の北青鵬&最小兵1メートル67の炎鵬

[ 2023年3月2日 04:22 ]

関取最小兵1メートル67の炎鵬(左)と最長身2メートル4の北青鵬(撮影・前川 晋作)
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 春場所は宮城野部屋の凸凹コンビに注目!新入幕で大相撲春場所(12日初日、エディオンアリーナ大阪)に臨む現役関取最長身2メートル4の北青鵬(21)が1日、所属する都内の宮城野部屋で幕下力士を相手に15番、相撲を取った。身長で33センチ低い雷鵬には後ろを取らせる絶体絶命の体勢からまわしをつかんで逆転するなど、まさに規格外の内容。「工夫したつもり」と自ら考案した“ハンデ戦”の珍しい稽古も披露した。

 一方、関取最小兵となる1メートル67の十両・炎鵬(28)も同じ宮城野部屋所属で、見上げるような弟弟子を前に「面白いんじゃないですか」とニヤリ。新十両の落合ら若手が台頭する部屋で「置いていかれないように」と小さな体に大きな責任感を宿した。

 春場所の目標を大きく「2桁勝利と三賞」と公言する北青鵬に対し、初場所中に右眼窩(がんか)底を骨折した炎鵬は「15日間ケガなく」と控えめで、こちらも好対照。互いの魅力を発揮して、大阪の土俵を盛り上げる。

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2023年3月2日のニュース