日本がイランに96―61で快勝 河村が15得点の活躍 シュート成功率100%

[ 2023年2月23日 16:41 ]

W杯アジア2次予選 ( 2023年2月23日    高崎アリーナ )

<バスケットボール男子W杯アジア2次予選 日本・イラン>第1Q、3点シュートを決める河村(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 日本がイランに96―61で快勝した。ポイントガード(PG)の河村勇輝(20=横浜BC)が16分17秒の出場で15得点、4アシストの活躍。放った6本の全てのシュートを決めて、フィールドゴール成功率100%をマークした。

 第1クオーター(Q)は残り4分34秒からコートに入ると、直後に激しいディフェンスで会場を沸かせた。残り2分49秒、残り2分3秒には立て続けに3点シュートを成功。残り55秒にはドライブで加点した。第2Qは出番がなく、第3Qは開始から出場。残り9分41秒にフローターで得点すると、残り4分25秒に退くまで多彩なパスでアシストを量産した。第4Qは残り6分8秒から登場。残り5分14分に3点シュート、残り1分38秒にはレイアップを決めた。

 今季の河村はBリーグで日本人トップの1試合平均18・5得点をマーク。15日の天皇杯準決勝、琉球戦では自己最多45得点を挙げた。昨年7月の日本代表デビューを機にリングへの積極性が増し、得点力が格段にアップ。イラン戦前には「代表では僕よりも得点効率の高い選手がいる。ポイントガードの僕が強みを生かす役割を担わないといけない。パスファーストになるのではないが、チームメートを生かすためにクリエートするのが自分の役割」と語っていた。

 W杯本大会は日本、フィリピン、インドネシアの3カ国共催で8月25日に開幕する。32カ国(欧州12、米大陸7、アフリカ5、アジア・オセアニア8)が出場し、日本は開催国枠で既に出場権を獲得。1次リーグの組み合わせ抽選会は4月29日にマニラで行われる。

続きを表示

2023年2月23日のニュース