藤沢五月 ヘ~んしん!山口剛史とのペアでスカート“復刻” フジヤマ組4年ぶり頂点へ連勝発進

[ 2023年2月23日 04:45 ]

赤のスカートスタイルで2戦目に臨んだ藤沢(C)JCA IDE
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 カーリングの混合ダブルス日本選手権第2日は22日、北海道・稚内市みどりスポーツパークで1次リーグが行われ、ロコ・ソラーレの藤沢五月(31)、SC軽井沢クの山口剛史(38)が開幕2連勝し、4年ぶりの頂点へ好スタートを切った。前回優勝のロコ・ソラーレの吉田夕梨花(29)、TM軽井沢の松村雄太(33)のペアも開幕2連勝。優勝チームが4月の世界選手権(韓国)出場権を獲得する。

 午前は白、夜は赤。スカートスタイルの藤沢が、着替えながら2連勝を飾った。初戦は第1エンドから好ショットを見せて3点を奪い11―1で快勝。夫婦ペアとの夜の2戦目は「イラついて」中盤に失点しながらも11―3で勝ちきり「明日につながる良い試合だった」と収穫を口にした。

 注目のスカートについては山口とおそろいのカラーパンツをはきたくなかったことが元々の理由。藤沢は「数年前は女性チームはスカート、セーターが主流。昔ながらのウエアを再現するべくこの格好で」と話した。初戦の相手からは文明堂のカステラをお土産として渡され「おいしくいただきます!」とテンションもアップ。「スマイルとパワー」をテーマに、“フジヤマ”の2人が4年ぶりの頂点を目指す。

 ≪チームゆりた2戦圧勝快幕≫“チームゆりた”こと吉田夕、松村組は、2連覇へ好発進した。初戦から2試合とも14―2、9―3で圧勝。4人制とは違う役割も求められるが、吉田夕は「ショットに対する新鮮さやハウスに立って見える景色も違って、そこでの管理の仕方や石の動かし方も常に学べる」と前向きに捉える。「毎日刺激的で、楽しい」と、まだまだ伸びしろたっぷりだ。

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2023年2月23日のニュース