千葉　天皇杯4度目制覇へ王手！富樫が17点でチームけん引

バスケットボール男子・天皇杯全日本選手権　準決勝   横浜77ー65宇都宮 （ 2023年2月15日    宇都宮市体育館など ）

相手に囲まれながら突破を図る富樫（中央）（C）JBA
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　天皇杯全日本選手権準決勝が行われ、前回準優勝の千葉Jは昨季Bリーグ王者の宇都宮に77―65で快勝し、4大会ぶり4度目の優勝に王手をかけた。琉球は横浜BCに96―91で競り勝ち、初の決勝進出。横浜BCの河村勇輝（21）は3点シュート9本含む自己最高の45得点を記録したが、及ばなかった。決勝は3月12日に東京・有明コロシアムで行われる。

　千葉Jの司令塔・富樫がチーム最多17得点の活躍で勝利に貢献した。追い上げられた第3Qなど効果的な時間帯に得点を重ね、4アシストも記録した。チームは12日の名古屋D戦でB1タイとなる20連勝を記録。リーグ戦の勢いのままに試合開始から主導権を握り「リーグ戦で20連勝していい状態で迎えられたので、自信を持って戦えた」とうなずいた。

　昨年は決勝で川崎に敗戦。今季は天皇杯、リーグ東地区制覇、リーグ優勝の3冠を目標に掲げており、富樫は「目標の3冠に向けて、まず天皇杯がある。しっかり優勝をつかみたい」と力を込めた。今後は都内で合宿中の日本代表に合流し、W杯アジア予選イラン戦（23日）、バーレーン戦（26日）に向けて調整する。