JOC山下会長　「五輪の価値とは何なのかに真摯に向き合う」　仕事始めのあいさつで強調

互例会に出席した山下泰裕JOC会長（撮影・篠原　岳夫）
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　日本オリンピック委員会（JOC）の山下泰裕会長（65）は5日、都内で新年の仕事始めに職員へ向けたあいさつをした。

　東京五輪・パラリンピックを巡る汚職、談合事件を受け、30年冬季五輪・パラリンピック招致を目指すJOCと札幌市は、積極的な機運醸成活動を休止して大会運営の在り方を検討中。「改めてスポーツの価値、五輪の価値とは何なのかに真摯（しんし）に向き合い、さまざまな課題に対処していく」と強調した。日本代表が活躍したサッカーW杯にも触れ「スポーツには感動や夢、希望を感じていただける力がある。これからもそのような存在であり続けたい」と抱負を語った。