「相撲の町・墨田区」の魅力を発信 相撲協会との包括連携協定締結式

[ 2022年8月23日 17:31 ]

協定書を取り交わした墨田区の山本亨区長(左)と八角理事長(撮影・前川 晋作)
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 日本相撲協会は23日、墨田区との包括連携協定締結式を東京・両国国技館で行った。同協定は、墨田区が誇る伝統文化の相撲を地域で盛り上げ、区の活性化につなげることを目的とする。

 出席した八角理事長(元横綱・北勝海)は「墨田区の活性化につながり、国民の幸せや子供たちの生き生きとした生活につながることを祈念しております」と抱負を述べた。墨田区の山本亨区長は「日本で最も相撲と関係の深い町」と表現。同区が掲げる「暮らし続けたい町、働き続けたい町、訪れたい町」の実現へ向けて大きな力になることを期待した。

 具体的な施策としては、子供たちの健全育成を目的とした学校との連携で、力士たちが四股や受け身などを教える出前授業を行うことなどを計画している。また、「すみだ子どもPR大使」を秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)に招待し、相撲協会公式YouTubeの「親方ちゃんねる」に出演させることなども予定しているという。

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2022年8月23日のニュース