松山 崩れて35位も“完走”満足 次戦最終戦へ「いい形で終われたら」

[ 2022年8月23日 05:25 ]

米男子ゴルフツアー プレーオフ第2戦BMW選手権最終日 ( 2022年8月21日    米デラウェア州 ウィルミントンCC=7534ヤード、パー71 )

3番でティーショットを放つ松山(AP)
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 18位から出た松山英樹(30=LEXUS)は12番パー5で「9」を叩くなど74と崩れ、通算2アンダーの35位で終えた。年間ポイントランク上位30人で争う最終戦のツアー選手権(25日開幕)には17位で進出。9年連続出場で、現在参戦している選手では最長となる。大会は69で回ったパトリック・カントレー(30=米国)が通算14アンダーで大会2連覇を果たし、今季2勝目となるツアー通算8勝目を挙げた。

 首痛で出場も危ぶまれた松山だが72ホールを完走した。35位と上位進出こそならなかったが、まずは納得の表情。「4日間できたことは凄く良かった。期待しているショット、パットが全くできなかったのは悔しいけど…」と心境を明かした。

 パー5の12番でトラブルに見舞われた。フェアウエーから残り240ヤードの第2打をグリーン手前の池に入れた。ドロップ後の4打目も池に落ち、6打目で1メートルにつけながら、ここから3パットの「9」。「集中力が切れているのか体力不足なのか。話にならない」と悔しがった。次戦は最終戦。不安を抱えていた体調も「痛みも強くならずに終われて良かった」と前向きに捉えており、「頑張っていい形で終われたら」と力を込めた。

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2022年8月23日のニュース