松村千秋・谷田康真組がカーリング混合ダブルス選手権へ出発 今季最後の国際試合で「悔しさ晴らす」

[ 2022年4月19日 19:28 ]

出発前にオンラインで会見した世界ミックスダブルス カーリング 選手権2022に日本代表として出場する松村千秋(左)と谷田康真 (日本カーリング協会提供)
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 カーリングの世界混合ダブルス選手権2022(23~30日、スイス・ジュネーブ)に日本代表として出場する松村千秋(29=中部電力)・谷田康真(27=コンサドーレ)組が19日、出発前にオンライン会見に臨んだ。

 松村・谷田組は昨年9月の日本代表決定戦で勝利したものの、12月の五輪最終予選では1次リーグ敗退に終わり、北京五輪出場を果たせなかった。今大会は今季最後の国際試合。「12月の世界最終予選よりも良い成績を残せるように頑張ってきたいと思います」(松村)、「11月のオランダでは非常に悔しい思いをしましたし、2年前の日本選手権で優勝した際もコロナの影響で世界選手権に出場できない悔しい思いをしましたので、今回の世界選手権で存分に晴らしてきたいと思います」(谷田)と意気込みを語った。

 今大会に向けて4月10日から1週間、長野・軽井沢で強化合宿を行い、基本的な戦術、連携を確認。さらに個人スキルの見直し、確認をし、練習試合も3試合消化したという。23日の初戦では、いきなり北京五輪金メダルのイタリアと対戦するが、谷田は「オリンピックも生中継で見ていたし、初戦から戦うことができるのは楽しみ。ドロー(ショット)の精度が高いので、そこで投げ負けなければ、必ず勝機はあると思うので頑張ります」と歓迎。さらに25日に銀メダルのノルウェー、28日の予選最終戦では銅メダルのスウェーデンとも対戦する。松村は「オリンピックでメダルを獲った国と当たれるのは、すごく楽しみだなというと同時に、ちょっと緊張するなと思いました。でも、私たちも練習してきたので、どのぐらいできるか、胸を借りる感じでぶつかっていきたいなと思います」と気合を入れた。

 同行する小笠原歩コーチ(43)も含め、「この舞台をしっかり楽しもう」と話しているそうで、目標には混合ダブルスで日本最高成績となる「ベスト8以上」を掲げた。

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2022年4月19日のニュース