元稀勢・荒磯親方「強い力士育てて」故郷へ恩返しを 牛久で「激励会・感謝のつどい」

[ 2019年2月19日 05:30 ]

ファンへ感謝の思いを語る荒磯親方
Photo By 共同

 元横綱・稀勢の里の荒磯親方(32)が18日、出身地の茨城県牛久市で開かれた郷土後援会による「激励会・感謝のつどい」に出席し、約420人のファンらと交流。「苦しい時もつらい時も応援していただき、力になった」と感謝の言葉を伝え、サイン会では30分以上、時間を延長して触れ合った。

 田子ノ浦部屋の部屋付きとして既に指導を始めており「早く強い力士を育てて恩返ししたい」と抱負を述べた。16日には同じ茨城県出身で弟弟子の大関・高安と15番ほど相撲を取ったという。「高安も一皮むけた。強くなった気がした。3月もああいう稽古ができたら、茨城も忙しくなるんじゃないか」と初優勝を期待した。

 横綱昇進直後の2年前のこの日は牛久市で祝賀パレードが行われ、その直前にはJR牛久駅東口の広場に手形が刻まれた記念碑ができた。郷土後援会会長代理の根本洋治・牛久市長は「土俵や銅像、ミュージアムのようなものができれば」とプランを明かした。

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